祈りの文化を未来につなぐ
京都・比叡山・坂本から、世界へ。
日本仏教の母山と言われる比叡山は古都京都の表鬼門にあたることから、桓武天皇の平安京遷都以来一千年にわたり、その山の頂から古都京都の安寧を祈ってきました。世界文化遺産登録30周年目となる今年は比叡山延暦寺を含めた古都京都の文化財の真価を問い直す節目となります。
かつて日本の中心であった京都と比叡山・坂本が結びつき神仏をつないで育んできた祈りの文化について歴史・芸能文化などの多角的観点から再検証し、次代の観光需要につなげたいと考えます。