坂本城三の丸遺構が発見、国史跡指定へ

2025年07月16日

明智光秀の居城として築城された坂本城は、存続期間約15年と短く、その痕跡を現在に残さないことから「幻の城」と言われることがあります。
令和5年度に実施した宅地造成に伴う発掘調査で、長さ30mを超える石垣を有する堀や礎石建物等が確認され、出土遺物等から坂本城の外郭(三ノ丸)の遺構であると判断されました。
現在、国史跡の指定に向けて手続きが行われています。


(注)坂本城跡発掘調査現場は遺構の保護、現場の安全管理の徹底のため現在、近づくことも見学することもできません。発掘調査現場および周辺私有地への無断の立ち入りは、ご遠慮ください。

◇坂本城跡の国史跡指定について(令和6年6月20日 大津市)
https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/010/2406/o/69700.html